この記事は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング 中途採用の一次面接のレポートです!
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(以下MURC)に関しては、コンサルに特化したエージェントを通して受けました。
MURCはMBBなどの戦略コンサルに比べると格はかなり落ちます。
コンサル面接慣れという意味で受けておいて損はないと思います!
選考フローとしては以下になります。
おめでとうございます!
見事Webテスト通過です!
一次面接の案内が来ました!
一次面接は、Web面接とのことでした。
一次面接の内容
Teamsでの面接でした。指定されたURLにて待機します。
私、マネージャーの○○と申します。
よろしくお願いします。
ビックリしました。
画面に映っていた面接官は、ヒゲボーボーで、寝癖もあり、背景に汚いご自宅内が映っていました。
どういう考えで面接をしているのでしょうか。
ご本人も事業会社からMURCへ転職されたなどの自己紹介をして頂きましたが、全く頭に入ってこなかったです。
なぜ転職をするのか、なぜコンサルなのか教えてください。
ソリューションフリーで課題解決し、企業と社会の成長を実現するためです。
現職では営業として、顧客課題解決に注力しました。しかし、メーカーなので商材に縛りがあり、顧客課題の一部分にしかアプローチできないと痛感しました。事業全体を見たうえで、ソリューションフリーで問題解決に取り組みたいと思い、コンサルを志望しております。
事業会社でも、社会の成長は実現できると思いますけど。
事業会社に限定すると、サービスや商品が決まっているので、影響を与えることが出来る消費者・社会課題が限定的です。コンサルは、プロジェクトごとに限られた期間で徹底的なアウトプットをするので、数多くの企業の課題解決を行える、その影響範囲は1つの事業会社にいるより大きいと考えています。
あなたが考える社会課題って何ですか?コンサルで達成したいことというか。
日経企業の世界におけるプレゼンスの低下です。
世界の企業の時価総額の推移などを見てもわかるように、日本企業の世界に対するプレゼンスというのは、低くなってきていると感じる。
ピンポーン
(面接官の家のチャイムの音)
「あ、すいません、ちょっと待っててくださいね」
どうやら宅配便の受け取りをしているようです。
私の心の中のノブ「わしも貴重な時間を割いて真剣に臨んでいるんじゃ。面接途中に宅急便を受け取るってどういう神経しとるんじゃ!!」
正直この時点で、仮にご縁があっても、どうでもいいやーーって思いました。
こういう人に対して失礼な、尊敬の出来ない人の下では働きたくありません。
あー、すみませんすみません。えっと、なんでしたっけ?
あ、日系企業のプレゼンス低下の原因は何だと思いますか。
企業の歴史と共に多層的に張り巡らされたローズドな風土ではないかと考えています。例えば、日系メーカーは、これまで自社とサプライヤーでクローズドにプロダクトをつくってきたため、プラットフォームなど人を巻き込むエコシステムに抵抗があり、出遅れていると考えます。
真の課題は、日系企業のクローズドな文化ということですね。
この状況は何年も続いていますよね?あなたでも指摘できるようなことを経営陣は何も対策してないんですかね?
当然してると思います。しかし、従業員1人ひとりに染みついている風土は簡単には変わりません。経営陣は発信するだけでなく、マイルストーンを置くなどもっと具体的なところまで踏み込まなと、浸透しないと考えます。
なぜ浸透無いんですか?
(今説明した気がするけど)
そうですね・・・。大企業だと、自部門最適の考え方、つまり自部門で収益を出すという、縦割り文化も大きな要因だと思います。
そうですか。では、次にビジネスディスカッションしましょうか。
と、ビジネスディスカッションが続きました。
途中からどうでもよくなってしまいました。
MURC 一次面接 結果
翌日、エージェントを通じて連絡が来ました。
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申し訳ございませんが、弊社ではお見送りとさせて頂きます。
評価:相手の質問の真意を察し、解釈してアウトプットする力が弱い。
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沢山の面接をこれまで受けさせて頂きましたが、
「面接途中宅急便受取事件」という未解決難事件として、記憶に残りました。
貴重な機会を誠にありがとうございました。