よくいただく質問とその回答(Part1)

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Xアカウントで質問箱を設けており、これまで100以上のご質問をいただいております。

その内の30%くらいは、「ブログを参考にして中途採用で結果がでた!」という大変嬉しいご報告(特に総合商社の内定ご報告が多いイメージ)になります。わざわざご報告してくださり本当に嬉しい限りです。

残りの70%が純粋な質問として頂戴しております。

質問の中には内容的に被っているものも多いので、よくある質問とその回答をこちらの記事でまとめることにいたしました。

基本的には質問箱でいただいた質問を要約し、回答は質問箱での回答を一部抜粋する形で紹介していきます。

※回答は電車内で時間を決めて行っているため、中途半端な答えもあります

※加えて、回答はあくまで私見になります。

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  1. 選考対策(書類作成、面接準備など)に関する質問と回答
      1. 自己分析はどうやってた?
      2. 志望動機はどう考えてた?
      3. 履歴書の自己PR欄と職務経歴書の自己PRは同じ内容を書いても良いの?
      4. おススメエージェント教えて
      5. 大手JTCについて、書類通るが一次面接で落ちる。どう対策をすれば良い?
      6. JTC2次面接。苦労・成果のエピソードについて、1次と同じもので良いか? 1次よりレベル落ちても別のもの方が良いか
      7. 最終面接(役員面接)を控えているが、一次・二次面接とは別に、特に対策ポイントあるか?
  2. 転職活動全般に関する質問と回答
      1. 転職活動は短期集中が良いか、長期マッタリがよい?
      2. 第一志望に最終面接で落ちた。気持ちを切り替えたい
  3. 一度落ちた企業への再挑戦に関する質問と回答
      1. 日本郵船を2回受けられているが、どれくらい期間をあけて応募した?
      2. 面接落ちしたコンサルファームに再応募は可能?
      3. 商社の中途採用に落ちた。来年以降の採用は無理?
      4. 一度お見送りになった商社に、年度が変わったタイミングで応募すれば通る可能性ある?
      5. 転職後一年強で再度転職を検討。どのような転職理由ならいける?
  4. 私個人の転職活動に関する質問と回答
      1. 商社ではなぜ商事と物産に絞っていた?
      2. なぜデベや海運などのホワイト高給を蹴ってコンサルを選んだ? 今その判断をどう思う?
      3. ポストコンサルキャリアをどのように考えてる?
      4. 「三菱商事がダントツの第一志望だった」と記載があったが、コンサルからのネクストキャリアで商社を検討したいと思う?
  5. おわりに

選考対策(書類作成、面接準備など)に関する質問と回答

 

自己分析はどうやってた?

自己分析自体を目的として行なったことはありません。

あくまで、自身の強みと弱みに対するエピソードを1,2つ整理する程度でした。 面接時に端的に話せるように以下要領でまとめておりました。

・プロジェクトや業務の概要
・その中で直面した困難
・その困難をどのような強みを活かして乗り越えたか(どのような弱みを露呈し苦労したか)←ここは極力具体的に話す
・(弱みの場合は)どのように克服したか

 

志望動機はどう考えてた?

以下2点の論点を中心に志望動機を作成していました。

・業界の中でなぜその企業を志望するのか
・その企業(部門)で自分のどのような強みを活かすことで、どのように利益に貢献できるのか

 

履歴書の自己PR欄と職務経歴書の自己PRは同じ内容を書いても良いの?

同じ内容で問題ないと思います。

私のイメージですが、履歴書の自己PR欄は書ける字数が少ないので、職務経歴書ではより具体的に書いて、自己PRには概要を書くべきじゃないかと思います。

 

おススメエージェント教えて

こちらの記事で書いてます。

【エージェント】利用した11社比較とオススメ3社
私が実際に活用した転職エージェントの比較になります。どのエージェントが使い勝手が良く、オススメなのか詳細に記載致しております。

 

大手JTCについて、書類通るが一次面接で落ちる。どう対策をすれば良い?

一次面接には、①人事面接の場合、②配属予定の部署の現場管理職(もしくはグループリーダーなど)の場合、の2パターンに大別されるかと思います。

①では、超ざっくり言うとコミュニケーション力をみられている場合が多いです。具体的には、質問に簡潔かつ分かり易く論理的に答える力、ハキハキと笑顔で話す力などです。

②では、①の要素に加えて、即戦力として活躍できるかを見られていることが多く(第二新卒は除く)、現職の内容やスキルについても確認されると思います。

勿論、上記以外も選考要素としてはあると思いますが、質問者様は殆ど落とされているとのことなので、上記が基準に達していない可能性が高いと推察します。

コミュ力なんて対策できないやん!と思われるかもしれませんが、面接におけるコミュ力は飲み会での陽キャのコミュ力とは異なる為、対策可能です。

具体的には、想定される質問に対して、全て回答案を文字に起こし暗唱するまで何度も口に出して練習することです。 その際、まずは質問に対して簡潔に一文で結論を答え、その続きで詳細を話すという手順を踏まえたほうが良いです。

また結論+詳細の回答時間は1.5〜2分以内に収めたほうが良いと思います。
(細かい点は面接官から深掘りされたら答えれば良いです)

あとは、自宅で面接をシミュレーションしながら、実際に身振り手振り交えて何度も実際に喋ってみてください。その際、笑顔かつ比較的大きな声でハキハキと話すことも重要です。

 

JTC2次面接。苦労・成果のエピソードについて、1次と同じもので良いか? 1次よりレベル落ちても別のもの方が良いか

要は二次面接官に一次面接の情報がどこまで詳しく共有されているか、ですよね。

私なりの結論としては、「一次面接と別のエピソードで教えてください」などと指定されていない限り、一次面接と同じエピソードで良いと思いますし、実際に私はそうしておりました。そちらの方が戦闘力が高いわけですので、指定されない限りは1番強い武器を使うべきだと思います。

二次面接官が一次面接の内容をしっかりと共有されていてかつ、他のエピソードを聞きたいと思っている場合は、向こうから別のエピソードを指定してくると思います。
(私は三井物産の二次面接で別エピソードを指定されました)

面接準備としては両方のエピソードを話せるように整理しておくことが必要かと思います。 二次面接頑張ってください!

 

最終面接(役員面接)を控えているが、一次・二次面接とは別に、特に対策ポイントあるか?

最終面接はわりと新卒も中途も聞かれることは同じな気がします。
(細かいスキルとか中途ならではの質問はすでに一次二次で要件クリアしている為)

まずオーソドックスだけど差が出る質問を分かりやすく簡潔に答える準備をすることが第一です。以下は大体最初に同席する人事社員などから聞かれますし、その後役員に深掘りされたりします。

・自己紹介
・転職理由
・なぜウチ?
・1番辛かった経験は?そこから何を得た?いまならどうする?

もう最終面接なので、上記あたりをしっかりと答えていれば、向こうへの印象もだいぶ良いかと思います。

あとは、自身が希望している部署や配属予定の部署における経営課題などは調べておくことはマストです。殆どの場合、その部署を統括する役員も面接官だと思うので、「この部署の事業環境は××で、課題は××であり、私の××の強みや経験を活かして活躍したい」くらいのことを語れる必要はあると思います。

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転職活動全般に関する質問と回答

 

転職活動は短期集中が良いか、長期マッタリがよい?

基本的には「現職をいつまでに辞めたいか」で判断すれば良いと思います。

今の職場に多少の不満はあるけど今直ぐに辞める必要が無いのであれば、転職先の条件を厳選して、数年かけてでも優良企業を狙った方が良いと思います。

一方、もう今の仕事直ぐにでも辞めたい/辞めなきゃ行けない(メンタル的に無理、急な転勤を言い渡された等)の場合は、短期集中で決める形ですね。

おそらくこの質問をされている時点で、質問者様は前者ではないかと推察します。期間は決めず、ある程度良い企業に絞って受ける「マッタリ型」で良いと思います。

 

第一志望に最終面接で落ちた。気持ちを切り替えたい

私も三菱商事の役員面接で落ちた時はほんと凹みました。在宅勤務中に結果を知ったのですが、家で発狂して心が無になりました。

とはいえ今は「商事落ちたのウケる〜」くらいの気持ちで(たまに商事の年収見ると悲しくなりますが)、良い人生経験となっています。

切り替え方法ですが、まずは時間が解決してくれるのは間違いないです。 それ以外では、とりあえず1日有休取って、平日に音楽聴きながら散歩したり、買い物したり、カフェ行ったり、一日中寝たり、美味いもの食べたりする日を作るのはどうでしょうか。

じっとしてると落ちたことを思い出してしまうので、外に出て気分転換するのが良いと思います。

 

一度落ちた企業への再挑戦に関する質問と回答

 

日本郵船を2回受けられているが、どれくらい期間をあけて応募した?

あまり期間は空いていなかったと思います。 確か1年か2年だったと思います。

 

面接落ちしたコンサルファームに再応募は可能?

詳しくは分かりませんが…戦略ファームの場合、基本的には再応募は難しいかと思います。一度落ちたものの、再応募して受かったという話は聞いた事ないです。

他ファームを経て再応募ならいけるかもしれないです。 少なくとも1年間は再応募不可(書類で不合格)だと思います。

 

商社の中途採用に落ちた。来年以降の採用は無理?

どこで落ちたのかにもよるかと思います。

書類選考であれば、来年以降でも対象外になることはないと思います。

一方で面接で落ちた場合、少なくとも翌年は当該部門の選考では対象外になる可能性が高いと思いますが、他部門であれば対象外になることはないと思います。

 

一度お見送りになった商社に、年度が変わったタイミングで応募すれば通る可能性ある?

正直分からないのですけど…以下はあくまでも私見ですので、ご参考程度にお願いします。

「同じ部門への再応募なのか」「前回書類で落ちのか面接で落ちたのか」でだいぶ変わる気がします。

・同じ部門への応募かつ前回書類で落ちた場合 →通る可能性全然あると思います
・同じ部門への応募かつ前回面接で落ちた場合 →通らないと思います
・違う部門への応募かつ前回書類で落ちた場合 →通る可能性全然あると思います
・違う部門への応募かつ前回面接で落ちた場合 →通る可能性全然あると思います

 

転職後一年強で再度転職を検討。どのような転職理由ならいける?

「一年でまた転職?」というのはほぼ間違い無く思われるでしょうし、転職理由は深掘りされると思いますね。特に志望先が長期的なキャリアを前提にしているJTCであれば尚のことです。

理由付けとしては、現職へのネガティブな意見は厳禁という大前提はありつつ、「一年で転職は当初の想定とは異なり自分の想定が甘かったことはしっかりと認めつつ、年齢制限もありとにかく御社に挑戦したかった」という意思を伝えるのはどうでしょうか。

もうこの短期間での転職は(コンサルなど転職が当たり前の業界でもない限り)一定マイナスに評価されるということは受け入れた上で、それでも相手が採用したいと思うくらいの、スキル・マインドを面接で示すしかない、という心意気で挑むのが良いかと思います。

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私個人の転職活動に関する質問と回答

 

商社ではなぜ商事と物産に絞っていた?

5大商社は全て見ていましたが、他の3社は受かりそうなポジションがなかったので受けませんでした。

別に伊藤忠でも丸紅でも住商でも受けて受かるのであれば行きたかったです(当時は)。

 

なぜデベや海運などのホワイト高給を蹴ってコンサルを選んだ? 今その判断をどう思う?

【当時の考え】

・K LINE→海外駐在経験を積めそうな点は魅力的でしたが、当時は業績が悪く、業界3位と言えども郵船と商船にはだいぶ差をつけられていたので、好待遇で終身働くビジョンが見えませんでした。逆に郵船か商船に受かってたら行ってましたね。

・野村不→給与は良いものの、ブラックな社風(と周囲からは聞いていた)や海外駐在経験を積める可能性が低い点、住宅事業部になると平日休みになる点をデメリットとして感じており、トータルでデメリットが上回りました。

【今の考え】

K LINEや野村不動産いずれも選ばずにコンサルで良かったと思っています。理由は転勤の有無ですね。当時は海外駐在したい思いがありましたが、結婚して共働きで子どもがいる今は、駐在や国内転勤はリスクでしかないです(単身赴任は嫌だし、妻が仕事辞めたら世帯年収が大きく減る)。なので仮に今、郵船や商船から内定が出てもいかないですね(そもそも内定出ないでしょうけど)。

 

ポストコンサルキャリアをどのように考えてる?

今後のキャリアとしては、まだ明確なものは決まっていないですね。

ただ、コンサルで数年働いてみて、コンサルに残り続けてパートナーを目指すのは無理だと悟りました。理由は、体力、知力、仕事に捧げられる時間がパートナーに求められている水準に足りないからです。

基本的には事業会社に転職する予定です。私の場合、明確にやりたい仕事があるわけではなく、あくまで家族との時間が第一で、仕事は最低限の金銭獲得の手段と割りきてっております。

家族との時間を優先するための条件としては、転勤無し、リモート(出来ればフルリモート)、土日祝休み、残業50時間以内、あたりを考えているので、これらを満たす企業を探すことになるのかなと思っています。

ただ、色々な事情もあり、後数年はコンサルで頑張るかな〜という感じですね。

 

「三菱商事がダントツの第一志望だった」と記載があったが、コンサルからのネクストキャリアで商社を検討したいと思う?

勿論、検討候補には入ってくると思います。

私の場合、仕事する最大の目的は金銭獲得(要は給与)だと捉えており、給与額は重視したい気持ちがあるため、給与を落とさずに転職となると商社は選択肢になります(後、単純にかっこいい笑)。

ただ妻のキャリアも私のキャリアと同等に重要ですので、「海外駐在になった場合妻のキャリアが断絶する」ことだけが懸念です。
(そもそもお前受かるのか?という疑問はさておき)

 

おわりに

 

以上になります。

今回Part1と銘打っていますが、また質問箱への質問とその回答が貯まれば、Part2を作成したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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