この記事は、三菱地所(総合職)の中途採用における一次面接レポート(Part2)です。
今回はブログ読者のE様より体験をお寄せ頂きました!!
Part1の様子はこちら↓↓↓
読者様による中途面接体験を絶賛募集しております(謝礼あり)!!TwitterのDMもしくは、HPのお問い合わせ窓口よりご連絡ください!!
E様 ご紹介
年齢:30代
学歴:関関同立
所属企業:証券会社
職種:営業
転職回数:なし
三菱地所を受けた年度:2021年度
三菱地所 一次面接(2回目)までの待ち時間
一回目の面接室から一旦別の待機室へ移動しました。
最初の待機室とも別で、移動する際も他の候補者とは会わなかった為、1回目の面接で終了の場合は2回目の面接が行われていることはわからないと思います。
待機室で15分程待機。
この時間が結構長く感じるも、第一関門は突破したのか、と安堵しました。
三菱地所 一次面接(2回目)
面接官2:お待たせしました。それでは、会議室移動します。
待機室に面接官が呼びに来ました。
40代ぐらい、恐らく課長ポジション。優しそうな雰囲気でした。
面接官2:お疲れのところすみません。また改めてお話をお伺いできればと思います。ちょっと席が遠くてマスク外して話しますが、嫌だったり不快だったりすればお気兼ねなく言ってくださいね。それで嫌われたら嫌だなって思ってて。
E様:笑。大丈夫です、私もマスクを外してお話しさせてください。
面接官2:どうぞどうぞ。あと私目が悪いので距離が遠いとじっと見てしまうかもしれませんが、それも嫌わないでください。
E様:笑。大丈夫です。
(面接官からのアイスブレイク。1回目の面接も終わったばかりで自分的にも話しやすい雰囲気)
面接官2:簡単な自己紹介をお願いします。
E様:××年大学卒業後、〇〇証券に入社し、現在まで3カ店の支店にて営業を経験してきました。個人営業・法人営業を経験する中で大きな商いを受注することが出来、入社当初に掲げた「会社の財産となるお客様を開拓する」という目標を達成できたことで次のフィールドに挑戦したいと思い、この度御社の採用に申し込み致しました。本日はよろしくお願いいたします。
面接官2:Aさんは、現在証券で営業されていますが、その中で苦労された経験はありますでしょうか
E様:以前、営業で~(割愛)。
面接官2:それで実績残されてすごいですね。苦労している中でのストレス発散はどのようにされていますか?
E様:同僚や先輩と飲みに行ってアドバイスをもらうようにしています。
面接官2:なるほど、飲み会もイケるということですね。あ、もちろん無理やり誘うなんてことはしないですけど。
E様:笑。そうですね、私自身そういう機会も好きですが、社内コミュニケーションは積極的にとるようにしています。(アイスブレイクがずっと続いているのか・・?)
面接官2:現職で実績も多く出されていますが、転職活動に至った理由、そしてこの業界と当社を選んだ理由はなんですか?
E様:街づくりから日本の発展に寄与できると考えたからです。私が新卒採用時の軸は「誰しもが格差なく経済に参加し、日本社会が発展するビジネスに参画できること」として金融業界に入りました。営業として一定の実績を積み上げられましたが、現在の証券会社は富裕層ビジネスに特化する傾向にありギャップも感じるようになりした。その上で、ディベロッパーを選んだのは街づくりが社会基盤でありビジネス自体が私の目指す軸を達成するものと考えました。中でも、御社はビル事業が主力であることから、ビジネスを支えることに他社よりもノウハウをお持ちです。日本を代表するビジネスタウンである丸の内を作り上げるノウハウや技術力から、日本経済の発展に寄与できるフィールドが御社にあると考え申し込みました。(多分もう少し長く回答していると思います)
(この質問が、自分には厄介で勿論想定問答は用意していますが、【自身の軸】→【この業界を選んだ理由】→【志望動機】と全て説明するので回答が長くなり、話にまとまりがないと思われてしまうのではないかと、今でも思う反省点です。1回目の面接では志望動機だけが聞かれたので、業界を選んだ理由を簡略化できました。)
面接官2:現在、他社は受けていらっしゃいますか?
E様:いえ、御社だけです。
面接官2:当社の中でどのようなプロジェクトや業務に関わりたいですか?その理由もお願いします。
E様:(割愛😢)
面接官2:Eさんの強みは何でしょうか?それをどのように活かせると思いますか?
E様:強みは証券営業で培った粘り強さと持ち前の明るさです。具体的には~(割愛)
面接官2:ありがとうございます。こちらの業務では様々な業界や業種の方との接点を持ちながら業務を進めていただきますが、その点について何かご不安だったりありますか?
E様:いえ、ございません。未経験業種ですので、日々の自己研鑽は勿論取り組んでまいりますが、現職でも社内の組織だけでなく社外との協働も多くあり自身の経験や強みを活かすことが出来ると考えています。
面接官2:ありがとうございます。こちらからは以上です。何か質問かございますでしょうか?
E様:最後に御社への思いをお伝えしてもいいですか?
面接官2:いいですよ
E様:学生のころ初めて丸の内にきて綺麗な街並みに感動しました。それから数年後自身がこの街で働いて、綺麗と感じた街の光を作っていたのは私たちビジネスマンなのだと知ることが出来ました。御社のノウハウや技術力を駆使したオフィスや街づくりは日本社会に働くことを再定義することだと考えています。その一員になりたいと思いこの度の選考に申し込み致しました。ぜひよろしくお願いいたします。
面接官2:その様に言っていただけてうれしいです。ありがとうございます。それでは以上で面接を終了します。
面接官に誘導され出口まで行きました。
その間も他の面接者とは会いませんでした。
面接時間は30分程でした。
面接の印象としては、質問内容は、奇をてらったものはなく、穏やかな雰囲気で終始面接でした。
1回目も2回目も聞いている内容は同じ感じでしたが、1回目が一問一答な感じから2回目が少し深堀質問多かったです。
面接終了後の感触としては、話したいことは話せましたが、ところどころ話が長くなってしまったかと思いました。
三菱地所 一次面接 結果
合否連絡は面接の2週間後ごろに採用サイトで一斉に発表でした。
結果は、、、
落ちました・・・
合否の理由としては、FBはありませんでしたが、2回目の面接では、フランクに会話できたものの、質問が抽象的で回答するのに自分の頭で整理しながら回答する為長文で回答してしまった(相手の意図しない回答になっていた)のかもしれないです。
最後に(てぃー次郎感想)
この度はE様にご協力頂きました。
E様、誠にありがとうございました。
三菱地所の中途採用情報に関しては、殆ど情報が無いので、大変貴重な体験記になりました。
まず採用ステップですが、「一次面接→最終面接」と公式サイトや転職サイトでは紹介されているものの、一次面接が2回ある(事実上の二次面接がある)ということは重要情報ですね。
2回の面接におけるスクリーニング内容としては、以下イメージでしょうか。
一回目の面接:基本的な質問を通して、①候補者の雰囲気(身だしなみ、喋り方等)、②コミュニケーション能力(相手の質問に添った自分の意見を簡潔に述べる力)でスクリーニング
二回目の面接:一回目より深掘った質問を通して、①現職業務内容、②ロジカル力(志望動機、転職理由など)、③他者との協働力でスクリーニング
以下偉そうなこと言うなコメントですので、無視してください
難しいなと感じたのが、二回目の面接も割と普通の質問ばかりで1つの項目を深掘りする質問も無さそうなので、どうやって他候補者と差別化を図るか、というポイントです。
普通の質問+深掘りが少ない場合、結局、現職業務のデカさだったり、職務経歴書のイケてる感で判断されてしまうことが往々にしてあると思っています。
職務経歴書のイケてる感とは、以下のようなパターンです(実際に三菱地所に中途入社した方の経歴です)
・メガバン→NY駐在→三菱地所
・官僚→総合商社→三菱地所
・ヘッジファンド→留学→外資金融→三菱地所
上記のような方々が内定されるのは当然(そりゃ優秀間違いない訳ですし)ですが、では例えば私のような平凡な奴がどうやってその中に食い込んでいくのか。
これに関して誰かに答えをご教示頂きたいところではありますが、私が出している結論としては、「①事前準備では、想定問答を作り面接の練習をする、②面接当日は、身なり、笑顔、声の大きさなど印象に繋がる点は意識した上で、想定問答をベースに1つ1つの質問に対して簡潔かつ考え抜いた自分なりの回答をする」しかないのだと思っています。
先ほど、ザ・エリートキャリアの方々を取りあげましたが、勿論一般的なキャリアから中途入社している方もいらっしゃるので、そこは努力で少しでも内定確率を高めるしかないと思っています。
改めましてですが、E様本当にありがとうございました!
(いつも暖かいコメントありがとうございます!!)