この記事は、川崎汽船の中途採用(総合職)の一次面接レポートです。
川崎汽船の中途選考フローは以下になります。
リクルートエージェント経由で応募しました。
書類選考は、職務経歴書と履歴書の2点でした。
同業他社だと、日本郵船は手書きES(現在はWebでのES)、商船三井は企業説明会など一定の労力が必要でしたが、川崎汽船では特にありませんでした。
Webテストに関しても、自宅PCで受けられるものでした。(日本郵船は外部会場に受けるタイプのテスト)
書類選考とWebテストは、無事通過しました!
次は一次面接と適性検査です!
書類選考から面接まで行ける方は、
応募者の数パーセントです。
応募者の数パーセントと聞くと、「めっちゃ倍率高い。俺めっちゃ優秀。」
と思いますが、大手企業で職務経歴書と履歴書のみで応募できる場合、「とりあえず応募するか」という人が大量にいるため倍率が高くなります。
このような事態を避けるために、日本郵船は(以前は)手書きESを課していたのだと思います!
川崎汽船 面接対策
面接対策として「なぜ川崎汽船なのか」を考えるのに苦労しました。
なぜなら業界1位2位の日本郵船と商船三井に対して、ストロングポイントが無いからです。
まず企業として利益があまり出ておりません。
川崎汽船は、営業利益・経常利益に関して、2016年度と2018年度は赤字となっています。
対して日本郵船と商船三井は、直近5年で営業利益・経常利益ともに基本的には黒字です。
企業の特徴としても、日本郵船は陸・海・空のバランスの取れたポートフォリオ、商船三井は海洋事業への選択と集中をしております。
川崎汽船は、「ばら積み船、エネルギー資源輸送、自動車船、物流関連の4本が柱」と明言していますが、差別化できる特徴は見当たりませんでした。
以前はコンテナ船事業が川崎汽船の中核でしたが、日本郵船と商船三井と川崎汽船の3社で、定期コンテナ船事業を統合し、Ocean Network Express(通称ONE)を設立しました。
事業効率を高めるためには必要不可欠だった統合ですが、川崎汽船としては強みを失ってしまったのかと思います。
何とか川崎汽船の強みを探すと、「進取の気性」というチャレンジング精神が企業文化であることがわかりました。
非財閥だからこそ、チャレンジしてきた歴史があるとのことです。
川崎汽船の進取の気性を表す歴史は、以下などがあるようです。
・2003年に中国の成長に合わせ、現地とアライアンス
・2007年に洋上の資源採掘開始(商船三井もやっている)
・2010年に運行時の環境意識が高い企業に選定される
・2013年に不況時に敢えて大型コンテナ船投資
以上から、無理くりまとめて、以下のように志望動機を固めました!
御社は、日本初の自動車専用船の竣工やK-IMS、Drive Green Projectなど、非財閥だからこそ、チャレンジしてきた歴史があります。私も、現職の営業活動では、チャレンジすることで成果を出してきました。具体的には、(省略)ということをしてきました。このようなチャレンジング精神を御社にて発揮することで活躍できると考えております!
オマケですが、エージェントやネットから、
過去の中途面接で聞かれた内容を収集したので、以下箇条書きします。
・同僚や上司からはどのような人物と言われるか?
・苦手な人のタイプと、その人たちと仕事をする上でどうするか?
・就活時の軸
・長所短所
・現職の会社での社員との関係性
・どんな仕事をしたいか
・他社状況
川崎汽船 一次面接 内容
一次面接は、平日に川崎汽船本社で行われました。
内幸町駅直結の飯野ビルです。双日も入っています。
オシャレでカッコイイビルです。
指定されたフロアへ上がり、受付の電話で到着をお知らせします。
人事の女性の方がきてくださり、会議室に通されました。
まだ面接官はおらず、時間になったら、面接官がこの会議室に来るので、そのままスタートするとのことです。
ドキドキしながらも、面接官を待ちました。
こんにちは。人事部の○○と△△です。
本日はよろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
人事部所属の男性2名でした。
1人は40代の課長クラスで、もうひとりは30代くらいの方でした。
日本郵船は紳士淑女、商船三井はゴリゴリ日焼け体育会系なのに対して、
川崎汽船はとても親しみやすいような方々でした。
自己紹介をお願い致します。
てぃー次郎と申します。
私は、新卒で、メーカーの○○に入社し、営業領域を担当しております。
趣味は、ランニングです。
ありがとうございます。
今回どうして転職をされようと思ったのですか。
現職では、担当する市場が国内に限定されているため、「世界中の人々により良い暮らしを提供したい」という目標に対して、国内にしかアプローチできないからです。
なるほど。
新卒の時は、どのような就職活動をしていましたか。
「世界中の人々により良い暮らしを提供したい」という軸を持っていました。そして、現在扱う●●という商材は、人々の生活水準向上と、生活の質の向上を実現すると考え、●●業界を主に受けていました。
●●業界の中でも、現在の○○に入社したのは、どうしてですか。
チャレンジしている会社だと考えたからです。
具体的には、(省略)。
御社ってグローバルに事業を展開していると思いますが、いつか海外の仕事にいつか携われるんじゃないのでしょうか?
基本的に領域を跨いだジョブローテーションや異動がないため、難しいと考えております。
うちもグローバルが舞台ではあるけれども、お客さんとしては日系企業が大部分を占めてます。
例えば、毎日英語で外国の方とコミュニケーションをとって~、という仕事内容ではないが大丈夫ですか。
お客様は日系企業だとしても、日本と海外を繋ぐ仕事であり、自身のアウトプットは日本ならず海外にも波及すると考えております。また、海外駐在するチャンスが沢山あることも魅力的だと考えております。
そうですか。
うちに入ったとしたらどのような仕事をしたいですか?
最終的には、経営者もしくは経営目線を持って、グローバル視点で海運を通して自社と顧客の利益を追求したいと考えております。そのために、まずは営業としてお客様の近くで仕事をしたいです。お客様を訪問し、相手の商材やリクエストを良く理解したいと考えております。
確かに、現職でも営業だし、まずは営業から始めてもらうことになる可能性は高いかもね。
ただ一方で、うちはジョブローテーション制なので、キャリアの中では希望と異なる部署に配属されることもあるけど、そこは大丈夫?
最終的には御社で長期的なキャリアを築き、経営者目線を持ちたいと考えております。全ての部署の仕事は繋がっておりますので、どのような部署に配属されたとしても、そこで一生懸命頑張り、知見を広げたいと思っています。
このように、本当に入社する気があるか、ミスマッチはしていないか、に関しては再三聞かれました。
恐らく、業界三位として内定を蹴られることが多々あるからだと思います。
川崎汽船は、長期就業し、ジョブローテーションと通じてキャリア形成できる人材を求めています。
ですので、ジョブローテーションに対してポジティブであり、興味のない事・希望していない事に対しても全力で取り組めることをアピールしました。
現職の話も聞きたいのですが、今の営業について、詳しく教えてください。
国内法人に対するルート営業になります。
どのような工夫をして、良い成績を出したの?
行動力を活かして、課題解決型の営業をしておりました。
具体的に説明させて頂きますと、顧客購買部門との商談に終始する現職の市場において、実際に商品をご利用頂いている、顧客の日本中の現場に、年間100回以上足を運び、顧客ニーズを抽出した上で、購買部門に対して、自社製品で課題解決する営業をしていました。
ご自身の強みと弱みを教えてください。
私の強みは、「行動力」と「周囲を巻き込む力」です。
○○PJでは、リーダーとして、メンバーをまとめました。1対1のコミュニケーションを重視したことで、各々から協力的な姿勢を引き出しました。
弱みは、時に回りと歩幅を合わせることが出来ないこと、です。私は、責任感が強く、妥協をしたくありません。常に全体スケジュール通り、もしくはそれよりも早く推進したい気持ちがあったり、報告がある際は、前日にはリハーサルしたいなどの考えがあります。しかし当然、強引だ、自己中だ、などと言われます。
初対面の人からどのような人だと言われますか。
親しみやすいと言われます。
常に笑顔、そして相手を知ることを心掛けています。
確かによくわかる気がします。
一方で、それは八方美人とも言えますか。
確かにそういう面もあるかもしれません。
回りを巻き込んで仕事をする上では、ある程度回りから好かれようと思っています。
正直回りから好かれようとか思ったことありませんが、周囲を巻き込むことを大事にしていることをさりげなくアピールしました。
職場の回りの人から、どのような人だと言われますか。
若いのに、おでこだけでなく、顔が広いと言われます。
積極的に他領域の仕事・イベントに参加し、コミュニケーションを図っています。異なる価値観を持つ人と仕事に取り組むことは、学びが多いと考えるからです。そういった繋がりから、他の仕事でもアドバイスをもらったり、誰か紹介してもらったりと、芋づる式に人脈が広がりました。
ちょっとウケ狙い発言をして恐縮ですが、結構ウケました。
海運業界は、体育会系が多く、こういうノリは総じてウケます。
滑ってもそれがウケます。
苦手な人のタイプはどのような人ですか。
また、そのような人と仕事をする上でどう接しますか?
苦手なタイプは、自分のことしか考えない人です。
接し方は、まずは意見をとにかく辛抱強く聞き、理解を示します。
しかし、チームとしてのゴールを再確認し、そのためにやらなければいけないことを擦り合わせるようにしています。
現在の会社に不満はありますか。
殆どありませんが、人事制度には不満があります。
ジョブローテーション制がないことは、社員の可能性に蓋をしていると思います。
本当は不満しかありませんが、ネガティブな転職だと思われたら大体落ちますので、当たり障りのない回答を心掛けました。
現在の選考状況を教えてください。
海運業界に絞って、いくつか受けております。
全て面接選考途中です。
その中でも御社が第一志望です。(嘘)
この質問は困りました。。。
日本郵船と商船三井を受けていることを言わないと、ロジック的におかしい。
一方で、先ほど本当に川崎汽船に入社したいのか聞かれていたので、どっちが第一希望かと聞かれたら答えに詰まります。(なぜなら日本郵船と商船三井の方が普通は入社志望度が高い)
他に受けている企業は嘘をつかずに正直に答えて、志望順位は嘘でも第一希望と言いました。
上記の質問以上の深掘りは無かったです。
もしウチに落ちたらどうしますか。
グローバルで活躍したい気持ちは変わらないので、転職活動は続けます。
こちらからの質問は以上です。
てぃー次郎さんから質問はありますか。
面接官様はジョブローテーション制で様々な部署を渡り歩いたと思いますが、キャリアでどうプラスになると感じていますか。
様々な部門で実務をこなすことで、視野が広くなります。お客様にも幅広い提案をすることが出来ます。また、自社の課題がわかり、上の立場になった際に現場感覚をもってマネジメントすることができますね。
風通しの良い社風だと認識しておりますが、コミュニケーションなどは活発にとられていますか。
コミュニケーションは非常に良くとっていると思います。ジョブローテーションが大きな理由でして、人の入れ替わりが激しいので、コミュニケーションを良くとることが必要不可欠ですね。
質問は以上です!
ありがとうございました。
面接は以上で終了となります。
最後に、適性検査がありますので、お待ちください。
ありがとうございました!
面接の出来としては、受かったかな、という印象です。聞かれたことにハキハキと答えることが出来ました。
面接中に気になったこととしては、若いほうの面接官が全く喋らなかったことです。
基本的に課長クラスの方が質問する、という形で、若い方は同席しているだけという感じでした。
もしかしたら面接官が初めてで、とりあえず同席したということもあるかもしれませんが、若いうちはあまり裁量ないのかな、とも思えました。
そうすると、社風は微妙ですね・・
川崎汽船 適性検査
面接を受けた部屋で少し待っていると、一番初めに受付をしてくれた女性が部屋に来て、
適性検査をするために別室に案内頂きました。
内容は、クレペリン検査でした。
新卒でも何度か経験したことがありましたが、これで落ちたことは無かったので、
最初から最後まで全力投球して終わりました。
川崎汽船 一次面接 結果
数日後、エージェント経由で連絡がありました。
1次選考通過です!
厳しい選考を通過致しました。
次回は、最終選考です。
無事、一次選考通過しました!
面接官との折り合いも何となく良かった気がしますので、社風的にも合うかも?と思いました。
では次回、最終面接編です!