この記事は、日本生命(総合職)の中途採用における最終面接レポートです。
今回はブログ読者のまきお様より体験をお寄せ頂きました!!
読者様による中途面接体験を絶賛募集しております(謝礼あり)!!TwitterのDMもしくは、HPのお問い合わせ窓口よりご連絡ください!!
まきお様 ご紹介(執筆当時)
年齢:30歳
学歴:MARCH
所属企業:中小製薬→大手食品→大手金融
(今回の体験記は2度目の転職検討時の内容)
職種:一貫して新規事業系
他スペック:国内MBA
日本生命 選考概要
年度:24年度
職種:新規事業開発
活用エージェント:リクルートエージェント(オススメだったとのこと)
選考フロー:書類選考→一次面接→Webテスト→最終面接
志望動機(建前):保育における新規事業に興味
志望動機(本音):社名、給与、駐在機会豊富(シリコンバレー等)
日本生命 最終面接 内容
面接は丸の内の本社ビルの会議室にて対面で実施されました。
面接官は2名で、担当部門の役員と人事部長でした。
人事部長:自己紹介をお願いします
まきお様:
本日は貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございます。まきおと申します。今年30歳で社会人経験は8年目です。
新卒で入社した製薬会社で法人営業を2年、そのあと経営企画部門でリーダーとして、新規事業を0→1で立上げ、グロースまで携わりました。
2社目となる、食品メーカーでは経営企画部門として、戦略策定、スタートアップに出資、オープンイノベーション推進を担当しました。その後、グループ会社へ出向になり、XXの調達やサプライチェーン関係の子会社の経営管理に従事しています。
これまで経営層の方々と仕事をすることが多かったので、経営視点で仕事することや、コミュニケーションを大切に働いております。本日は宜しくお願い致します。
人事部長:
転職されて2年ですが、再度転職を検討されているキッカケを教えてください
まきお様:
新規事業というキャリアを歩んでいきたい思いがありますが、原料調達をメインに携わっております。会社が事業のど真ん中で経験を経験させたい気持ちも理解できるのですが、やはり新規事業をしたいという思いがあり、転職を考え始めました
人事部長:当社の志望された理由を教えてください
まきお様:
新規事業開発に携われる事が魅力になっています。特に御社は、生保ならではの社会課題解決に向けた新規事業立ち上げていくとお聞きしておりますので、魅力に感じています。キャリアとしては海外へのチャレンジ機会がある点に魅力を感じており、志望しております
役員:
職務経歴書を見ていると新規事業というワードが多くあり、新規事業には熱い思いがあるのが伝わってきます。金融、その中でも保険業界にチャレンジされていると思いますが、保険業界は縛り(金融法)があります。この縛りの内容についてご存知のことを教えてください
まきお様:
私のリサーチ不足で申し訳ございませんが、金融法に記載がある保険業以外はできないとしか存じあげておりません
役員:
ありがとうございます。生保業界の課題は何があると思いますか?
まきお様:
人口減や少子高齢化により、保険料支払の増加、保険事業のシュリンクであると考えています
役員:
ありがとうございます。私からは以上です。最後に質問はございますでしょうか
まきお様:
2つ質問させてください。一つ目は新規事業の撤退基準はあるのか。二つ目は、御社の社員さんはどういう人が多いか等、組織風土について、ご教示いただけますと幸いです。
役員:
まずは一つ目ですが、撤退基準はございません。
二つ目の質問ですが、真面目で熱心な社員が多いかと存じます。あとは、部署だけですが、何かおもしろい事を探している人が多いかと思います
人事部長:本日は以上になります。結果は1週間以内に連絡します。本日はありがとうございました。
面接時間は30分で、かなり厳格な雰囲気でした。
面接の感触は悪く、落ちたと思いました。
日本生命 最終面接 結果
面接日の1週間後にメールで連絡がありました。
不合格でした。
FBはとしては、“求めている人物像と違った”とのことした。
個人的には、金融法の質問等への回答が甘く、事前のリサーチ不足が響いたと考えています。

まきお様ありがとうございます。
最終面接での面接官の役員数が1名の場合は、ほぼその役員の判断で決まると思います。役員の質問は、業界課題や金融法に関する質問で、どこまで日生での新規事業について本気で・具体的に考えているか、を問うています。ここに対して一定の業界知見+自身の見解を答えられるか?で決まる感じだったと思います。難易度高いですね。。
まきお様、ご寄稿いただきありがとうございました。
ちなみに最終面接での面接官における役員数ですが、基本は1-2名です。私が受けた中で最も多かったのは野村不動産で3名の役員がおりました。(この際は3名の役員で合否判断が割れた、というのを人事から聞きました笑)