【総合商社・外コン通過】職務経歴書の書き方

転職活動全般

この記事では、総合商社など難関中途に通用する「職務経歴書の書き方」を記載します。

職務経歴書において、職務内容が大切なのは勿論ですが、いかに分かり易く書くかも重要です。

職務内容がピカイチであれば、基本的に書類選考は通過すると思いますが、そのような方は少数派だと思います。

殆どの方は合否当落線上の集団にいると思いますので、その中でいかにイケてる職務経歴を書き書類選考突破の確率を上げるかが重要だと思います。

 

この記事の信頼性

 

私は断続的にではありますが、転職活動を1年以上行いました。色々と試した結果、今回ご紹介する職務経歴書の書き方に落ち着きました。

結果、三菱商事、三井物産、三井不動産、日本郵船、BCG、ベインなどの書類選考は突破しましたので、一定の信頼性は担保できるかと思います。

※もちろん、このフォーマットで書けば書類選考は絶対通過するという訳では無いことご了承ください。

スポンサーリンク

 

職務経歴書 フォーマット

 

さっそくですが、私は最終的に以下のフォーマットに落ち着きました。
※内容は架空のモノです。

 

スポンサーリンク

 

4つのポイント

 

上記添付した職務経歴書に関して、4つのポイントに絞って以下説明します。

 

①職務要約

非常に重要です。なぜなら、選考する側は職務要約を読んだ上で、残りの大部分を読むか否か決める可能性が高いからです。書類選考における足切り部分だと思います。

簡潔かつ具体的に書く必要があります。この部分が冗長だと、まず要約になっていないのでアウトですが、会社名・部門名を書くだけでは内容として薄いので、可能な限り数値やプロジェクト名などを記載して具体的に書くことが必要です。

簡潔かつ具体的、というのが相反しておりますが、5行前後が目安になるかと思います。内容に関しては実際に読んでみて、「この人イケてる」と思われることが重要です。

 

②担当業務(業務内容)

ここでは、自分の担当職務の内、代表的なものを1行ずつ箇条書きで記載します。

更にその職務の中身として、いくつか分解した業務内容を下に箇条書きで記載します。

以下のようなイメージです。

①担当業務
・担当業務を細分化したものの1
・担当業務を細分化したものの2
②担当業務
・担当業務を細分化したものの1
・担当業務を細分化したものの2

 

ここで①、②に該当する部分を複数行の文章として記載してしまうと、読み手に伝わり辛いので、「1行ずつ箇条書き」がポイントだと思います。

読み手がこちらの業界や仕事内容に精通していない場合、こちらの業務内容の大枠をスッと理解してもらうことが重要です。

細かい業務内容は次の③で記載します。

スポンサーリンク

 

③業務内容の詳細

ここでは、②に記載した業務の内、よりアピールしたい業務を深掘りします。ポイントは、項目ごとに分けて記載することです。

転職活動当初は、文章を7~8行程記載していましたが、伝わりにくかったと反省しました。内容が伝わりにくいと、それだけで微妙な評価になる可能性があります。選考する側は、こちらの業務内容に精通しているわけではないので、いかに分かり易く伝えるかがカギです。

おススメは、「背景」「目標」「課題」「施策」「結果」の5つの項目に分けて記載することです。以下簡単に説明します。

「背景」・・・自分の業務が会社内(事業部内)でどのような位置付けなのか。
「目標」・・・どのような目標を設定していたのか。
「課題」・・・目標達成のためのボトルネックはどこだったのか。
「施策」・・・課題に対して、自分が行ったことは何か。
「結果」・・・目標に対して、どのような結果だったか。

このように項目別に分けて、事実を淡々と記載することで、読み手にとってもスッキリ伝わり易くなると思います。

新卒時のようにぶち当たった壁や、乗り越え方などはここには記載する必要なく、最後の自己PRに盛り込めばOKだと思います。

 

④自己PR

自分のパーソナリティを伝えるという意味で、非常に重要です。

①~③で、業務内容は伝えることが出来ていますが、それらの経験を通して発揮された自身の強みを記載します。行動力、社内政治、論理的思考力、数字への強さなど何でも良いと思います。

より具体的な自分らしい体験談を記載して、読み手にリアルに自分のパーソナリティを理解してもらうことが大切です。

 

志望動機は必要?

職務経歴書には記載する必要はないと思います。

そうすることで、全ての企業に対して使い回し出来ます。

経験上、志望動機を必要とする企業は、別途マイページなどで提出を要求されるので、そちらで提出となります。

スポンサーリンク

 

職務経歴書を書き上げる

 

職務経歴書は、転職活動を始めるにあたって、最初の関門です。

エージェントと面談をすると、まずは職務経歴書を書くように言われます。しかし、面倒臭がって放置する人が多い印象です。(「転職するわ~」といってずっと転職しない人の大半はコレ)

まずは何とかやる気を振り絞って、30点くらい出来栄えのものをザッと書いてみると良いと思います。2~3時間あればできます。それが出来てしまえば「勝ち」です。あとは、繰り返しブラッシュアップすることで、80点に近づけていけば良いのです。

ブラッシュアップする方法としては、以下2つが不可欠です。

1.自分で何度も読み込み、修正を重ねる
2.他人に見てもらう

2に関しては、友人などには見せ辛いと思いますので、エージェントを活用しましょう。しかし、エージェントにも、しっかり添削してくれる人とそうでない人がいます。複数のエージェントに登録して、少なくとも2名以上からアドバイスを頂くことがおススメです。

 

おススメのエージェントに関しては、こちらの記事を参考にして下さい↓↓↓

【エージェント】利用した11社比較とオススメ3社
私が実際に活用した転職エージェントの比較になります。どのエージェントが使い勝手が良く、オススメなのか詳細に記載致しております。

 

以上のようなフローで、長くても約1か月以内には完成させてたいところです。

スポンサーリンク

 

最後に

 

実は以前、読者様から職務経歴書の書き方のご相談を受けたため、この記事を書きました。

私も転職活動期は気に入ったフォーマットにたどり着くまで時間を要しました。ネットで探しても、山のように出てくる割りにどれも微妙に感じてしまうんですよね。

書類選考は「いかに優れた職務内容を、いかに分かり易く伝えるか」で決まります。職務内容は今からどうしようも出来ませんが、相手に分かり易く伝わるだけでも評価は高いと思います。(過去の自分を含めて、それが出来ていない人は多数いる)

 

以上になります。この記事が少しでも多くの人に役に立てば幸いです。

 

 

タイトルとURLをコピーしました