この記事は、日本郵船の中途採用(総合職)の一次面接レポートです!
日本郵船の中途選考フローは、以下です。
日本郵船の中途採用は、2度目の挑戦です。
1度目は二次面接でお見送りでした。
その時のレポートはこちら↓↓↓
日本郵船 二次面接 当日
二次面接は、休日に日本郵船の本社で行われます。
本社は丸の内の最高なポジションにあります。
当日は少し早く行き、丸の内地下街のカフェで話す内容の最終チェックをしました。
1回目の挑戦時はスタバで事前準備をして落ちたので、今回はサブウェイに入りました。
15分前に本社に向かいました。
本社1階の警備員さんに受付をします。
面接者リストが机の上においてあり、企業名も書いてあったものがチラッと見えたのですが、超大手企業の方ばかりでした。
指定された階で人事の方が待っており、待合室(会議室)まで案内して頂きました。
今日の面接官は部長より役職が高い方、だと教えて頂きました。
時間になると同じ方に迎えに来ていただき、面接部屋の前まで案内され、ノックしてスタートになります。
日本郵船 二次面接 内容
面接官は40~50代の男性2名でした。
本日はありがとうございます。
自己紹介お願い致します。
新卒で●●に入り、××年目です。(これまでの実績を説明)。
趣味はランニングです。20キロ以上走ることもあり、色々な場所に走っていく知的好奇心と体力は仕事でも生かされております。
複数の部署を経験されてますが、
一番やりがいを感じた部署は?
海外営業部の仕事にやりがいを感じました。
どのような点にやりがいを感じましたか?
ルーティン業務に疑問を持ち、新しい取り組みをしたところ、これまで以上に商品を拡販出来た点です。
新卒就活時にはどういった軸を持っていましたか?
2つの軸を持っていました。
①途上国の生活水準底上げ ②先進国の生活に付加価値を与える、という軸です。
当時は海運業は受けていましたか?
受けていません。
業界の中で今の会社を選ばれた理由は?
最もチャレンジする企業であったからです。具体的には(省略)。
留学経験などはございますか?
ございません。
充実した社会人人生だとお見受けしますが、転職を考えたキッカケは?
現職で扱う商材は、一部のお客様にしかアプローチできないことを痛感し、今以上に多くの人に価値を与えたいと考えました。
海運業界以外は考えてますか?
考えておりません。
商船三井さんも受けていると聞いてますが、弊社の特色ってどう考えてらっしゃいますか?
陸海空のポートフォリオは当然あると思いますが、チャレンジングな姿勢が差別化ポイントだと考えます。成熟している海運業において、脱酸素や海洋事業などにリソースを集中投資してます。
チャレンジングな企業って海運業界以外にもあると思います。海運に絞られている理由があるのですか?
私の軸を世界規模で達成できるのが、海運業界だと考えています。
入社頂くとすると、どのようなキャリアイメージをお持ちですか?
ジョブローテを軸に様々な事業を経験・成果を出したいです。その上で、海洋事業に興味があるので、いつか携わりたいと考えています。
ここで質問者が変わりました。
社会人人生の中で、プレッシャーを感じた仕事と、どうやって乗り越えたか、そこから得たモノを教えてください。
○○という仕事です。リーダーでしたが、当初は周囲の部署を巻き込むことができず、焦りました。社内部署に関しては、1対1のコミュニケーションを重視し、協力的な姿勢を引き出しました。社外企業に対しては、専門外の領域でも独学で勉強して、相手と同じ目線で話せるように努力した。相手の立場に立ったコミュニケーションと、業務領域外でもとにかくインプットすることの重要性を学びました。
これまでの社会人生活、100点満点で点数付けるとしたら何点ですか?
(少し考えて)70点です。
大学の成績だと「良」ですかね。
その心は?
先人が作ってくれたビジネスを継続して回すことで利益を生み出してきました。一方で、自分でビジネスを生み出してマネタイズすることが出来ていない点で-30点です。
なるほど~。それはなかなか難しいですよね。うちに入ったら、それはどうやって達成する?
海洋事業は新規事業だと思うので、その最前線に携わりたいです。
日本郵船が今後成長するための課題って何だと思いますか?
1つの領域にエッジを持てるかどうか、だと考えます。成熟産業であり、スケールメリット重視の薄利多売ビジネスになりつつあります。その構造で戦うのは厳しいので、どこか1つの領域を極めることで、利益率を上げることが求められるのではないでしょうか。
最近の海運業界のニュースや、気になったことはありますか?
某商社が、海運の代替燃料候補としてメタノール生産企業とパートナーシップを組んだことです。海運業界が代替燃料を検討している状況が、5年ほど前の自動車業界に似ています。当時自動車業界は、電気自動車 or 水素自動車 or PHVという論争がありました。今は電気自動車に流れが決まりつつあります。その中で日本企業は出遅れています。それは、潮目が変わった際に、リソースを投入する意思決定が出来なかったからだと考えます。海運も、代替燃料のメインストリームが決まる潮目があるかもしれず、その時は、迅速な意思決定が求められると思います。
面白いですね。
聞きたいことは以上です。
てぃー次郎さんから聞きたいことはありますか?
活躍される人の共通項はありますか?
自主性がある人です。課題が何なのか、ということを自ら考える。これを忙しい業務の中で自主的に取り組むことが出来る人ですね。
うちは社員人数が少ないので、1人ひとりの責任が大きいです。自主性をもつということは、マストで必要ですね。
ジョブローテーション制を活用されているのはなぜですか?
①社員の育成基盤。うちは、自動車、コンテナ、LNGなど色々やっている。ジョブローテをすることで、短期間でキャッチアップする適応能力をつけてほしい。②最終的にはマネージメント層になってもらうので、1つの事業だけでなく、あらゆる事業を知って欲しいからです。
本日は以上になります。
今日はありがとうございました。
楽しかったです。
面接室を出ると、人事担当者が待っており、商船三井の選考状況や、最終面接の日程都合などを聞かれました。
感触としては、120%受かったなと思いました。
全体的な雰囲気、聞かれたことに簡潔に答えられたこと、その答えが面接官もある程度納得していたこと、などがその理由です。
120%最終面接にいけると思いました。
日本郵船 二次面接 結果
120%通過したと思っていたので、週明けは特にソワソワすることなく過ごしました。
月曜には連絡はありませんでした。
火曜、水曜も連絡がありません。
私は一次、二次面接日程が早い枠だったので、他の候補者の二次面接が終わり次第、一斉に最終面接の案内がくるだろう、と思いました。
駄菓子菓子!駄菓子菓子!
1週間待っても来ません。
そしてついに、2週間後に連絡がきました!!
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この度は選考会にご参加いただき、誠にありがとうございました。
選考の結果、誠に残念ながらこの度は貴意に添いかねることになりましたので、ご連絡申し上げます。
採用結果についてのお問い合わせにつきましてはお答えいたしかねますこと、ご了承のほどお願い申し上げます。
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120%受かる確信を持っていた自分が恥ずかしくてしょうがないです。
まじかぁ、といった感じでした。
途中からうすうす勘付いていたものの、ショックでした。。
前回も二次面接で落ちてますからね。
面接内容に関しては後悔は一切ないので、単純に実力不足ということです。
どこが採用基準に満たなかったのか、聞きたいですがどうしようもないです。
少し消化不良ですが、これにて日本郵船2度目の挑戦は終了です!泣