この記事は、日本郵船の中途採用(総合職)の二次面接レポートです!
日本郵船の中途選考フローは、以下になります。
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二次面接も、一次面接と同様、土日ではなく、平日に行われました。
面接日時の予約枠から考察するに、一次面接には30人程いましたが、二次面接は10人程という感じでした。
今回お願いしていたリクルートエージェントからは、一次面接を通過したのは私のみとのことだったので、倍率が高かったのは確かです。
今回も、丸ノ内の日本郵船本社が会場でした。
指定された階に行くと、人事担当の方が待っており、控室に案内されました。
時間になると、先ほどの人事の方が迎えに来てくれ、面接室に行くよう案内されます。
日本郵船 二次面接 内容
トントン(ノックする音)
失礼します!
一次面接は会議室でしたが、二次面接は厳かな応接室でした。
面接官は50代の男性1名で、部長(恐らく人事部長)です。
一次面接とは、あきらかに雰囲気が全然違いました。
緊張して椅子の前に立ち、
私、てぃー次郎と申します! 本日はどうぞよろしくお願い致します!
と言って座ろうとしたところ、、、
いやいや、そんな新卒採用でもないんだから、かしこまらずに。
もっとフランクでいいですよ。
なんか調子が狂いそうになりましが、立場上フランクにいくのも変な話ですから、真面目スタイルは崩さずいきました。
では、自己紹介、お願いします。
はい、てぃー次郎と申します。
私は、新卒で○○に入社し~。
趣味はランニングです!
営業で高い成果を出されていますが、
どのような営業をされていたのですか。
趣味は完全スルーでした。
自己紹介で、営業で好成績を収めたことを話すと、どの面接でも必ず深掘り聞かれました。
行動力を活かして、課題解決型の営業をしておりました。
もう少し詳しく説明してください。
どういう客先に、どういう商品を、どうやって売ってたの。
お客様は、大手法人です。新規ではなく、既納客中心です。〇〇を売っていました。
顧客購買部門との商談に終始する現職の市場において、実際に商品をご利用頂いている顧客の日本中の現場に年間100回以上足を運び、顧客ニーズを抽出した上で、購買部門に対して自社製品で課題解決する営業をしていました。
ふーん、なるほど。わかりました。
なぜ転職考えているんですか?
御社も非常に良い会社だと思うのですが。
現職も非常に良い会社です。
しかし私は、「世界中の人々により良い暮らしを提供したい」という想いがあります。現在は国内担当であり、人事制度として部門を跨いだ異動などがないことから、上記目標の達成が難しいと考えました。
海運はグローバルを舞台に物流の大部分を担っており、最大価値を提供できる業界だと考えています。
そうですか。
なんか、全然、反応がありません。
終始、暖簾に腕押し、という感じでした。
なんというか、「まぁ、みんなそんな感じだよね~」みたいな反応をされました。
自分の強みって何ですか?
「行動力を基盤とした対人折衝力」です。
営業では、購買部門に売り込むのではなく、実際に商品をご利用になる全国の営業所やサービス拠点まで足を運びました。100名近くいる営業の中で、上位1桁という成果を出しました。
営業以外では、△△PJのリーダーとしてメンバーをまとめた経験があります。持ち前の行動力で、1対1のコミュニケーションを重視し、周囲の意見を受けとめた上で、全体最適へとチームを導きました。
強みは用意していたことをそのまま喋ったのですが、営業部分に関しては先ほど言った内容と同じなので省いた方が良かったですね。
あまり深堀りしてくれないので、後半の△△PJをもっと詳しく言うべきでした。
なるほど。
じゃあ、弱みはなんですか。
物事を頼まれた際に、「No」と言えないところです。
量をこなすことで、知見が広まると考え、何でも受け入れてしまいます。業務が膨大になると納期に間に合わないなどの他者に迷惑をかける事態もありました。
今は自分が抱えている業務の量・納期を確認した上で、引き受けるようにしています。
何か、しょっぼい弱みですよね。
入社1年目か!!
わかりました。
最近気になったニュースはなんですか。
えっ、ニュース?!御社の対策で忙しくて、最近見てない・・・
はい・・・・最近のホルムズ海峡での政情不安です。
日本の船が攻撃されたり、イギリス船が拿捕されたニュースです。
(ニュースでやってたし、これしかない!!)
なぜ気になったのですか。
これまでの質問は全然深掘りしてくれなかったのに、この質問は深掘り・・・
えっと、、、背景は、イランとアメリカの関係悪化だと考えます。
両国は、オバマ前大統領時代は良好な関係でしたが、現トランプ大統領になってから関係悪化しております。そのような他国のニュースが、海運に大きな影響をもたらしているからです。
早く、この話題から逸れてくれ。。。
ではこの政情不安は、今後どうなると考えますか?
もしくは、どうするべきですか。
えっと、そうですねー、、、(死ぬほど冷や汗をかく)
この先どうなるかなんて、誰もわからないので、
思ったことを何でも述べてくれればいいですよ。
他国のためにも、早く解決するべきだと思いますが、緊張状態が続くと思います。ただ、経済力や軍事力ではアメリカが圧倒してますから、武力衝突とはならないと思います。日本や欧州などの他国が仲裁する必要があると思います。
そうですか。ありがとうございます。
やっとおわった。色んな意味でオワタかもと思いました。
何と言いますか、コミュニケーションの流れが良くなかったです。
仮に入社することになった場合、いつから入社できますか。
3か月後には入社できると考えています!
わかりました、ありがとうございます。
面接は以上です。
感触としては、悪くも良くもない、という感じです。
独特の雰囲気とリズムを持った人事部長で、そのリズムに上手く乗ることは出来なかったです。
現職での実績、強み・弱みに関する深掘りの質問が殆どなく、表面的な回答に終わってしまいました。
一次面接は、良かった!という感じでしたので、それと比べると微妙ですね。
面接室から出て、受付担当の人事に挨拶した際に、控室に向かう次の選考者とすれ違いました。
人事部長は今日10人連続で面接するのだと思います。
日本郵船 二次面接 結果
一次面接の結果は数日できたのに、なかなか来ません・・・
一週間たっても来ません・・・
(このあたりで悟り始める)
まさかの、二週間たっても来ません・・・
もうこれ通過者は最終面接してますよね?
(このあたりでお見送り確定を悟るとともに、連絡の遅さに苛立つ)
他の候補者ひとりにでも通過連絡が来ていれば不合格だとわかるのですが、今回使ったリクルートエージェント経由で二次面接まで進んでいたのは私だけだったので、その判断もできず長々と待ちました。
このとき、既にK-Lineの内定が出ており、内定承諾期限が近かったので、早く結果が欲しかったです。
エージェントに催促しても、
うーん、日本郵船さんから音沙汰はないので、
もうご自身で判断されるしかないですね。
といった感じで、特にプッシュなどはしてくれませんでした。
(エージェントとしての価値を果たして欲しい)
確か、三週間後あたりに連絡が来ました。
なんと、、、無事、、、
お見送りです!!!
通過者にだけ早く連絡をして不合格者に連絡が遅い、というパターンは嫌いです。
新卒の時は、殆どそうでしたけどね。相手の立場に立ててないな、って思います!
しかし、日本郵船は残念でした。
出来が平均点というか、インパクト残せなかったな、と思いました。
二次面接10人受けたと仮定して、最終面接にいけるのは3,4人だと思います。
今回の面接は、時間が短く質問も少なかったので、及第点をとるのでなく面接官にインパクトを残す必要がありました。
日本郵船に勤めている友人に今回の話をした時は、「気になったニュースなんて、近所のスーパーのもやしの値段が1円上がってました」とかそういうのでいーんだよ。って言ってましたね。笑
これにて、日本郵船二次面接レポート終了です!!
実はこの後もう一度日本郵船の中途選考に挑戦しています。宜しければどうぞ↓↓↓